2012年3月14日水曜日

ちょっとそこまで・・お出かけ動画と父への詫び(身近な風景)

昨日は新幹線でお出かけ。
あいにくと13日、この日は朝から時折ふぶく。



県境は初雪のように、何もかも真っ白になっていた。

県境のトンネルを抜けると、 日差しは暖か。
空も青々していた。
新幹線を下りて乗り換える。

ローカル線に乗り換える。
列車を待つホーム。

お天気はいいけれど、風は冷たい。
強風ではないけれど、顔にかかる、体に吹く風は冷たい。
入線してきた列車の先頭は・・雪が乗っていた。

ローカル線、今一つ乗り換え。
駅名表示が懐かしい。
数十年前の一時の思い出。良き思い出の駅名を目にした。
思わず胸の中で、十数年前に逝った母に語りかけた。
ほら、見て、懐かしいでしょ?
こんなところに、ね、ほら、ほら。あの駅名があるよ。と

車窓からこんな看板が。☟
言わんとしていることは…
わかったような・・いや、分からない・・このままこの線路を走る
電車に乗って行ったら、スカイツリーがそびえ立つ駅に降り立つ・・・
・・・・・のだろう・・?

猫ちゃんがブロック塀のの上をお散歩。
風は冷たかったけれど、車窓を通しての
日差しは、うっかりまどろみそうな暖かさ。
三毛猫の毛も、お日様に照らされて、思わず撫でたくなるような、
ベルベット様。


冬に逆戻りしたかのような雪降る朝、雪国を出発し、
一足先に春を思わせる車窓からの田園を見る場所へ。
駆け足で・・・往路は初めて使うローカル線駅・・この延長が、
懐かしい駅名に続くとは、うかつにも気づかなかった・・
戸惑って、おまけに途中の単線での待ち合わせが突発で起きて、
一本列車を逃した。30分後にしか来ない。ロス。
結局、そんなこんなで、往路は4時間ほどもかかってしまったっけ。

復路は、列車の出発時間は知らなかったけれど、(事前ノーチェック)
トントントンと時間のタイミングがあって、乗換スムース。
2時間足らずで家に帰りついた。

昨日はお出かけの一日でした。
冬から初春へ、初春から冬へと移動した日でした。
とても幸せなひと時を過ごした、お出かけでした。
復路の車窓は、安心と幸せな気分で眺めた。

でも一つ・・でも一つ。
父からもらったネックレス・・


家に帰ってきて、コートを脱いだ途端、「カチャ」と何やら床に落ちる音。
足元見てみれば・・あぁぁ・・・ネックレスが、鎖が三分割。
留め金部分は留まったまま。
父が、お伊勢参りに行ったときに買ってきてくれた、
決して高価なもんじゃぁないけれど。
どうせ切れるなら、もう一つの、サンゴの付いたほうが切れたらよかったのに。

昨日のお出かけの時、「一緒に行く?」なんていう気持ちで
付けて行ったネックレス。父も一緒にお出かけと思ってつけて行ったネックレス。

そう、あの時、襟元直そうと思って首のあたりゴソゴソやっていたとき、
そう、確かに「プチン」と音がした。(゚ー゚)(。_。)ウンウン確かに聞いたっけ。
でもねぇ、まさかネックレスの鎖とは思わなかった。
確かめもせず、・・・たぶんハイネックの襟元引っ張りすぎて
縫い目ほぐしちゃったかしら?それとも、マフラーにひっかかり感じたけれど、
その時ひっぱたのがいけなかったかしら?
詮無いこと。今更どうしようもない。パールが5つ鎖に通っていたけれど、
一粒も残っていなかった。

三分割した鎖だけが、鎖だけは全部肩に乗っかって残っていた。
父の苦笑いが見えるようだ。
父の残念そうな顔が見えるようだ。
ごめんね。と、今朝お墓に言ってきた。
ごめんね、一緒に出掛けなければよかったね。
ごめんね。
一緒のお出かけで、お出かけ先での事で帳消しにしてくれる?
父の苦笑いが見えるようだ。「しょうがないなぁ。」と

   にほんブログ村 ライフスタイルブログへ人気ブログランキングへ


                  
                        今しばらく貼らせてください

なお、『スコップ団』による鎮魂の打ち上げ花火
「天国にぶっ放せ!」がntvのニュースとなり、
You TubeにUPされました。
どうか今一度ご覧ください。
ntvのニュース もう一つはこちらTOKYO MX NEWS     
      (2012。3.16 pm4:58 追記)


*Edyさんへ
 帰宅時に、カチャリとチェーンの音。
 案外平静だったの。自分でも不思議なくらい。
 (゚-゚;)オロオロ(;゚-゚)もガ~ンもなし。
 ?c(゚.゚*)エート。。。 やっぱりあの時の音か・・
 プッツンと聞こえた、あの時の・・
 そうそう、それで鎖は千切れてもつないだら一本になる。
 欠けることなくね。
 厄払いだったかも・・
 一緒に連れて行った父が、なにか厄落とししてくれたかも。
 と、Edyの言うように、考えようね。要は・・(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 いつか、いつか、お会いできるかもね・・そんな機会があるかもね。
                      (*^。^*)
   ( 2012.3.17PM4:00追記)

1 件のコメント:

Edy さんのコメント...

東京に来られていたんですね!
週末だったらな。ちらとでもお会いできたかな?

ネックレスの真珠…
お父様の思い出の大事な大事なものだったのに、手元に一粒も残っていない無念さ、
痛いほど、わかります。
でも、チェーンが洋服にひっかかって、
ちゃんとMrs.Coronさんと一緒に帰宅できたこと、これ、「奇跡」だと思います。
きっと、旅立った5粒の真珠は、何か、厄払いの使命を帯びていたか、トラブル?の身代わりになったように思います。
形あるものはいつか壊れるけど、お父様の思い出は、Mrs.Coronさんの心の中でずっと生き続け、輝き続けているのだから、大丈夫!(o^ー')。